哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

推理小説やSFのレビュー・書評・ネタバレ解説・考察などをやっています。時々創作小説の広報や近況報告もします。

「【奇書】を読む」記事更新のお知らせ

古野まほろ『天帝のはしたなき果実』読了を以て、最新版に更新しました。

また、自作アンチミステリの紹介も追加しました。

一部の文面の改訂、追加、削除も行っています。

日本推理小説三大奇書四大奇書)に興味のある方へ。

 

x0raki.hatenablog.com

 

【二人の名探偵と衝撃のラスト】麻耶雄嵩『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』 レビュー/後半でネタバレ

 

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)

 
新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社ノベルス)

新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社ノベルス)

 

 

 

目次

 


翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人……。京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見粉うばかりの館・蒼鴉城を「私」が訪れた時、惨劇はすでに始まっていた。2人の名探偵の火花散る対決の行方は。そして迎える壮絶な結末。島田荘司綾辻行人法月綸太郎、三氏の圧倒的賛辞を受けた著者のデビュー作。


レビュー


先に述べておくと、この小説は基本的にミステリ慣れしている、特に本格と呼ばれるある形式に則った探偵小説世界に慣れ親しんでいる人向けのミステリであると言えるだろう。

というのもこれを書いておかないと賛否両論がとにかく激しいこの作品の理解は正しくなされないからである。

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