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井上真偽 『その可能性はすでに考えた』 レビュー/後半でネタバレ
目次
- その可能性はすでに考えた
- レビュー
- ネタバレ
その可能性はすでに考えた
かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。その十数年後、唯一の生き残りの少女は事件の謎を解くために、青髪の探偵・上笠丞と相棒のフーリンのもとを訪れる。彼女の中に眠る、不可思議な記憶。それは、ともに暮らした少年が首を斬り落とされながらも、少女の命を守るため、彼女を抱きかかえ運んだ、というものだった。首なし聖人の伝説を彷彿とさせる、その奇蹟の正体とは…!?探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、すべてのトリックが不成立であることを立証する!!
レビュー
粗い部分は多いが面白い。発想を存分に活かして作品に落とし込んでいるのがよく解る。
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